12月の一皿とワイン。
師走の候、寒さが増すにつれ年の瀬がじわりじわりと近づいてきます、
皆様におかれましても繁忙な日々をお過ごしかと思います。
12月はホリデーシーズン。忙しい日々の中でもどこかワクワクさせてくれる月。
我々アロマフレスカもイタリアンレストランとして、
皆様のワクワクに一役買えることが出来れば幸いでございます。
今年最後のおすすめコースから、12月に相応しい
シンプルながらも、とっておきのお肉料理をご紹介いたします。
「蝦夷鹿のアッローストとラディッキオ タルティーヴォ
苺とラズベリーの赤ワインソース」
北海道の秋の実りをふんだんに食べて育った蝦夷鹿。
そのお肉の部位の中でも一番柔らかいと言われる
〝シンタマ〟をしっとりとロゼ色にロースト。
シンタマは外モモと内モモの内側にある希少部位で、
脂身はほぼ無く鹿肉の中でもクセが無く食べやすいお肉。
そんな赤く艶やかなお肉に合わせるのは冬のベリーソース。
苺とラズベリーの赤い果実と濃縮した赤ワインを合わせた、
フレッシュ感と深い酸味を持ったソースとしっとりジューシーな鹿肉のマリアージュ。
是非お召し上がりください。
ご来店お待ち申し上げます。
Chef, EGUCHI
今回は、
トスカーナ海岸の南、海沿いにあるスヴェレートのワインです。
近隣には銘醸地ボルゲリやマレンマがあり
錚々たるメルロー100%のスーパートスカーナが数多くございます。
DOCGへの昇格は比較的に浅いスヴェレートでありますが
注目度は高く、有名蔵元が沢山ある地域の中でも
グアド アル レが造るメルロー100%ワイン。
「2017 "I'Rennero", Gualdo del Re」
をご紹介します。
ワインの落ち着きあるベリー系の凝縮した果実味
キメ細かく滑らかなタンニン。
鹿肉とは思えないシンタマの滑らかな質感と味わいに
ラズベリーヴィネガーの心地よい酸とベリーソースとの相性は
お互いを更なる味わいに飛躍させてくれます。
是非お愉しみ頂きたいです。
今月もスタッフ一同
皆様の、ご来店お待ちしております!!
Sommelier, TABUCI